イタリアボローニャ国際絵本原画展2005

毎年恒例で行ってまいりました。今年は新聞屋でタダ券もらえなかったけど(涙)
今年は昨年までビデオを上映していたスペースで絵本を売っていた。
そうだよな・・今まで売っていなかったのがおかしかったくらいで。
本命*1
が売りきれたせいでついつい仕掛け絵本を買ってしまいました。(昨日給料日だったせいだ)
2冊欲しかったけど、1冊が3000円前後するので我慢。だってカード不可で現金のみって。
こっちは洋書を扱っている店では普通に置いているらしいので、メジャーな「マザーグース」をあきらめてコチラを購入。

Cookie Count: A Tasty Pop-up

Cookie Count: A Tasty Pop-up

つっうか密林であっさり売っているんじゃねーかっ!

・ベク・ヒナ「雲のパン」
写真とイラストの対比がすごくよかった。
一枚の絵にいろんな空間が宿っていてしかもその雰囲気を活かした構成!
・クリスチァーネ・ハンセン「鼻のこびと」
大胆な構図の遠近感に宿る白の空間(無?)に緊張感あって、この雰囲気が好きかも知れない。
・平岡素子「チュー納言の1日」
新聞に日本人独特な配色と説明されていたけど、配色よりこののっぺりした空間が日本人独特だと思う。
どんな内容のお話か知りたかったな・・。
・黄色い作品(あえて名前は書かない)
審査員選考中の映像で、偶然見たのがコレだった。
何故写真を使うのかわからないみたいな事を言っていたので、あれ↑のことか?(その時点で見た写真を使った作品は彼女のモノだけだったから)
と驚いていたら、違っていてこの黄色い方だった。
確かに写真を使う理由がわかりませんでした。

毎回思うけど、展示物のほとんどは絵本の挿絵のはずなのに何故あらすじというかその場面の文章を載せないんだろうか。
この絵にはどんな思いや物語が託されているか気になるのはヲレだけなのか?
とにかく、喧騒を避けて入場時間ギリを狙って入ったものの、親子連れが多くてうんざりした。
まぁ明後日で終了だしね。
早く来なかったヲレが悪いし、本当、早めに来ていたら欲しかった絵本も買えたのに。*2

*1:なんでもいつになるか分からないけど日本語訳で販売する予定があるとか。小学館らしいけど本当なのかな?ので名前は伏せておきます

*2:二度も入荷して売りきれ