僕の歩く道 #6 11/14放送

前回結婚式で泣く都古を見て「代わりに笑ってあげる」と言ったテルを見て、成長したのかと思ったんですが違っていたんだ…
だってテルが都古のために何かをするという直接的な描写は初めてだったのですごく驚いた。
初回の「都古ちゃんは絶対に僕を怒らない」発言や怒られた事のトラウマは確実に信用を通り越した依存、要するに甘えられる存在(本人にとっては無意識なんだろうけど)なのにその対象のために「なにかをする」というスタンスは確実に成長を表したと思ったんだけどなぁ。
でも都古が結婚したことで、結婚と言う意味はわからなくても二人に距離が出来てしまったことは理解した模様。
そのことがストレスになって玄関から1歩踏み出すのも繰り返したり、電気のスイッチが気になって何度も寝たり起きたりしてしまう始末。
そのため動物園の仕事もおざなりになって遅刻をしたりさぼったりしてしまう。
結局はきつい言い方をすれば都古の一方的で強制的な約束によってテルは都古との繋がりを感じて救われる。
う〜〜〜ん、本当に絶対的な存在なんだなぁ…今思えば都古って親とは絶縁だわ、不倫していたわ、幼馴染には絶対的な存在として崇拝されているわで結構大変だったんだなぁ…
古賀さんが言った「周りの人間次第で道が広がっていく」みたいなセリフがとても印象的だった。
こんな風に受動的なのもありなのかって…やっぱり成長しているんだねぇ。まぁそのわかりにくさがいいんだろうけど。


今回は周囲の人間の思惑が今まで以上に出ていて面白かった。
古賀さんの自閉症の子供を持った苦渋が確実にテルのお兄ちゃんにかぶっているし。
義姉のことを興味本位だと兄に文句言うけど、実は妹が心配しているのテルではなくてお母さんなんだろうな。
興味本位というより義姉の場合、息子のことでいっぱいで他はどうでもいいような感じがする。
ある意味テルのお母さんと似ていると思った。
この人の場合、歳数だけあって都古の人生を考えるキャパはあるけど、妹が男を取っかえ引っ換えしてして孤独を癒している辺りテルの世話でいっぱいだったんじゃないのかなぁ。
自己犠牲的な雰囲気あるし。

で、お母さんの人間ドッグってまさかなにかの伏線じゃぁないよね…うわぁ。