L Change the WorLd

色々とツッコミどころは山程あるんですが(つうかツッコミいれたら負けな感じ)、ひとまずLの萌え映画と思えば全てが収まるなぁと思った。貴方のLへの愛情が試される…
まだ公開中につき
放映中、吹き出すのをこらえていたら隣に座っていた友人に見事に気付かれていました。しかも何度も。
なんつうか微妙な作品…前作知らなかったら楽しめない部分が結構あるし、かといって前作は原作と少し違うし。
Lが根本的に違うんだよなぁ…Lは自ら率先して動かず他人を動かす人、適材適所に指揮する人なのに(だからこそずっと正体不明だったのに)。ていうか普通に生活能力がないと思うんだ。それなのに女子供引連れて逃げ出すわ、飛行機に飛び乗るわのアクション続き。でもなぁ…良かったというか唯一の救いが松ケンのLの演技が熟成したというかこなれた感じが凄く出ていて、行動は変だったけど最後までキャラの雰囲気は変わらなかった。

でも原作がどうとかキャラが違うとかそれ以前にデスノと別物と考えてもモノ凄いB級ハリウッド映画臭漂う作品だった。
中途半端にアクションが入ったシリアス話で、狙われた女子供とのロードムービー(でも所詮舞台は日本なのでこれ主体にはならない)で、初っ端からジャングルの中の村にナパーム弾ぶち込んだり、ヘリアクションがあった辺りなんてめっさ既視感あったよ。

・駿河ってコメディ要員としての存在だったんだろうけど(事実中の人がナンチャンだ)、それ以上にLがおかしすぎるのでかすんじゃうんだよ。
・いきなり川野君がロンの髪形そのままでポロシャツ着て電車乗っているのでびっくりした。
・また平泉成キターーーーー！！！！！！何だ、おい！お前はヲレのストーカーか(笑)？
・とにかくグロかった。アーミーナイフを振りかざす清楚系無表情美女が出てるあたりも凄くB級ホラーっぽい。
・ニアってアジア系人種だったんだ…。
・声しか出てない細川さんにも泣いたが、名前しか出なかった草太君にはもっと泣いた。

あえてスピンオフというならば黒幕である九條が私利私欲でテロをしているわけではないということくらいかなぁ…そういう所がまだキラっぽいというか…見事に先の事考えなしで、行き当たりバッタリな辺りが本当に頭いいのか？と疑いたいけどな…そんなこと言ったら全キャストどころか1カットごとにツッコミ入れて行かなきゃならんのでパスだけどな。
ああああぁぁあっっ…！！！こんなこと書いているけど、もしほんの1カットでも草太君が出ていたら手放しで喜んでいたんだろうなぁ…←こういう奴です(苦笑)