ハチワンダイバー #11 (7/19)

なんつうか…全体を通して、原作を全く知らない自分でもどこからオリジナルかはっきりわかった展開でした。
どんどん将棋が目的ではなくて手段になって行ったものな。プロに対して逆恨みとしか思えないキャラがどんどん出てきたし。もう単なるバトルものになっていったのも確か。要するに鬼将会って真剣師の組合みたいなもんかいっ!
結局は菅田がプロになる可能性を見出して挑戦することになったけど、ニコ神さんの弟子になった意味も、プライドを捨てて金のために将棋をした意味も、全て菅田がプロになってしまったら全く以て意味がないと思うんだが…?大体からして、何故皆が菅田に夢を託すのかが分からない、ついでに受け師さんは自分の意思で鬼将会を継ぐと言っていたのに、そこから助けるという意味も分からない。菅田がプロになったら真剣師は救われるのか?例え泥水に身を沈めようとも将棋を止めることが出来ないから、真剣師になったのではないのか?将棋への深い思いや己に人生に対しての存在価値が全く見えて来なくなって来たぞ。確かに原作どおりにやっていた前半も意味不明で強引な展開があったけど、きちんとその辺りの軸はしっかりしていたけどなぁ…


しっかし「明鏡止水」で無の境地ってテニプリかよっ!!案の定、「穴熊」とか戦ったことのある相手の必殺技使っているし。
前クールではうだつのあがらない男*1を演じていたとは思えないほど、小日向さんの存在感が凄かったです。


実はまだ本編を見てない時、予約録画を合わせるためにラストをちらっと見たけど、スーツ姿の菅田のメイド姿の受け師さんが扉を閉める回想がまるで、「いってらっしゃい、あなたv」のシーンに一瞬見えて、菅田が本当に受け師さんとの勝負に勝って願いどおりに傍にいてもらうようになったのかと思った…(ねぇよ。)

*1:喜び多き善い男