『Q.E.D.〜証明終了』#8「罪と罰」(2/26)

…全く理解できなかった。
てか、もしや初の証明出来ずで冤罪と思って慌てて公式サイト見たら、

で、みなさんは最後のどんでん返しに気づいていただけましたか?


 千田川邦彦は完全犯罪を遂げることは出来なかった…クローゼットに隠れてゴルフパターで被害者を襲ったのは実は千田川本人。彼はその記憶を完璧に封じ込めてしまい、自身の罪は現金の窃盗のみだと言い張ったのでした。

今回ゲストの千田川視点で話が途中まで進んでいたけど、ってことは彼が死体を見つけたシーンの映像って自分の記憶を改竄したイメージだったということだよなぁ。実は彼の思い込みだったという正解が示されてないってどういう事?正に公式にも出ている「どんでん返し」の部分が抜けているんだよ…改竄したイメージでなく、真実のイメージを見せるべきだろう!千田川の手元をアップにしてみると血塗れの凶器を握っているとか…何のための映像化だよ。
たとえばミステリー小説だとそういうミスリードを狙うなら、地の文では絶対にウソを書かずに、セリフで誘発させるようになっている。表現するのに卑怯だからというのもあるけど虚構と現実が混ざらないように、その線引きをしているのもあると思う。それなのにこのドラマでは脚本も映像もどちらも曖昧ではっきりした正解を示していないので、何が真実なのか見えてこない。理論上では3人の靴跡しか見つかっていないから、彼が殺人強盗を犯したというのはおかしくないけど曖昧でハッキリしなさ過ぎ出し、本来の主人公である燈馬が困惑しているし、きちんと千田川が殺人を犯したことを誰もはっきり言わないわ(本人も認めていない)、その直接的なシーンが無いわでどう見ても冤罪を彷彿させて後味悪いんですけど…ハイティーン向けのドラマかと思ったけど違うのか?
しかも何故かラストは親子愛で落しているし…自分の娘はダメだけど他の家の息子は危ない目にさらしていいのかよっ!
前回見損ねてもう切っちゃおうとしたら、初めて数学的な話だったと知って悔しかったので今回こそっと思ったのに…なんなんだ、コレって。