曲げられない女(1/13)

あれ?もしかして局違うけど「結婚できない男」の違うバージョン?と思って脚本家が同じなのか調べたら遊川和彦かよっ?!あぁ…なんとなく納得。確かにこの闇と言うか毒っぽさは「結婚できない男」じゃないわなぁ。あれはファンタジーの中にコミカルにリアルネタを仕込んでたけど、コレはリアルの中にファンタジーに見せかけたリアルを仕込んでるからなぁ。30代女の頑固さと20代男の卑屈なプライドの高さと器の小ささが特にな。しかし早紀も野次馬の面前でフッたるなよな…。
っていうかさぁ…何故「結婚=弁護士を諦める」なんだ?
冒頭で離婚調停の件で相談に来た高橋由美子演じる専業主婦が正に「結婚が女の幸せか?」の答えの一つを体現したかのように、ホテルで夫に詰られ親権すら奪われて自殺しようとする。将来有望株と結婚しても浮気して捨てられたらおしまい、大体どんなに相手が悪くても弁護士相手に有利に離婚できるわけねーじゃん…などと思ってしまうアタイも30代独身女(だからだよ)。
確かに早紀は変人だけど、それ以上に谷ショーと永作ちゃんが胡散臭すぎる。
っつうか谷ショー演じるエリート警察官藍田が胡散臭い通り越してゲイかと思ったわ(ゲイに大変失礼)*1。どこぞのOLとベッドシーンがあったけど、それ見てもバイかと思った自分は絶対に間違ってない(断言)
永作ちゃん演じる璃子だって絶対に親切心や友情で早紀に結婚を推し進めてるわけじゃなく、どう見ても面白がってるだけだよな。楽しそうにニタニタ笑ってる姿は「四つの嘘」の詩文を思い出すわぁ。


…そういやコレで終わりじゃないんだ、まだ初回なんだ。
確かにココで終わったら「29歳のクリスマス」だな。全部見たわけではないけど、あれも今思えばファンタジーだよなぁ…。

*1:ラブシャッフル見てないのでその影響ではない。絶対にあのヘアースタイルのせいだ。