太陽

行ったのは神戸アートビレッジセンター
神戸ではここでしかやっていなかったので。
ミニシアター系もしくはそれよりマイナーなものや短編などの小物系をよく扱うところとして有名。
映画のほうは初めてでした、いや〜パルシネマより手作り感漂う映画館(?)でした。
ホールと言うより部屋で、椅子も折りたたみ椅子にクッションをつけたものだったし。
偶然木割の日に行ったんですが、結構席空いていた…最終だったからかなぁ?
前に来た時のアニメ短編集の時は人が多かった覚えがあるし(自分は見ていないけど)、太陽は大阪では満員御礼だったらしいのに。
ぶっちゃけ、カテゴライズする程あまり感想無いです。
とにかく自分はイッセーさんon stageでした。
イッセーさんの細かな所作や舞台じゃほとんど見れない指の動きなどを追う方に夢中だったため、きちんとストーリーを把握するのを忘れていたorz
前に見た「ヒトラー最期の12日間」のような敗戦に向って環境などの変化や周囲の人間の思惑や感情の描写はほとんどなく、話自体が淡々と進んでいく感じがした。
敗北による終戦と言う一大イベントというより孤独な主人公の日常を描いたと言うように。
会議での重鎮達とのシーンや侍従達との温度差、遠景ショットの多用のせいで主人公がちっぽけに見えて余計に孤独感、寂寥感が浮き彫りになっていた。
あとなにかを引っ掻いたような音がするBGMが気になって仕方がなかった…なんだったんだろう、あれ?