のだめカンタービレ (11/6放送)

やっと見たというかやっと忘れずに予約録画できていました。バンザーイ!!
実はのだめのドラマ化は反対でした、アニメでいいやんと思っていた。
だってのだめのキャラって実際にいたらウザくて仕方がないキャラだと思うし、しかも女優さんがやったら美人なのに「ぎゃぼ」とかいうのって非常にいらつくんだけど。
お世辞にも美人とは言えないキャラがぶりっこ(死語だよ)したりキラキラおねだりするのがおもしろいのに。
なのになのに、全体的なストーリーのテンポの良さともう壁に激突するかの激しいいきおいで演技する上野樹里に違和感が全くなかった。グッジョブッ!!
例え原作そのままでもテンポやペースが悪いものが実写だけでなくアニメでも多いのに、すごいな〜。
あぁでも今回はCGはこたつぐらいだったから良かったけど、回想シーンとかで結構アニメCGが出ているんだよな…勘弁して欲しい。
アニメやマンガじゃないんだからアニメCGに頼らずしっかりした実写でやってほしいよ。
オーケストラのシーンなんてもう充分なほど素晴らしかったのに。
実写ならではの音楽と画の迫力。
ただでさえあのホールの豪壮さって実写以外では出ないと思う。照明のせいかそれによって出来る影のせいかはよくわかんないけど。
真面目に演奏している面々なのに、実はいつアクションをするかと待ち構えいて、それを感じて指示を出す指揮者。緊張感に満ちた空間とそろそろするのかとわくわくしたよ。
峰たちヴァイオリンのジミヘン弾きに、チェロ(コントラバス?すみませんその辺あまりよく覚えていないし、わからない)回してビシッと決めた瞬間。
思わず力強い握りこぶしをつくっていた。余りの格好良さに映画だったら確実に感動して拍手していただろうな…。

なんかキャラについて話していたのに、ずれちゃった。
千秋様の玉君は思っていたよりガタイが良くて、少しビックリ。
千秋様って完璧主義だけど、力仕事は全くダメな線の細いヘタレなお坊ちゃんというイメージがあったので、え〜と不満があった。
けど台詞のしゃべり方が自分がマンガを読んだ時の千秋様の台詞回しそのままでびっくりした。
声色は違うけどね…アニメののだめでも、もうこのまま千秋様やってくれないかなぁ。
体つきは薄着をしていたら気になる程度だったので(事実、タキシードの時ははまっていたし。)もうどうでもよくなったし、それを上回る整った寝顔と睫毛の長さにお姉さんびっくり。
そして忘れてはならない、というかこの人が出ると聞いて見ようと思った遠藤君、王子〜。
こんなに濃かったのか、君わ…。
絶対一回りサイズがでかい服とうっとしい前髪に粘度の高いしゃべり方、キモイ、キモイっすよ〜最高だ!
ふらつきながらロッカーを蹴りとばす時の内股歩きに目が釘付けでした!
あまりのキモさにうっとりしてしまいましたよ。
竹中直人はもう何でもいいよ(笑)。この人に限っては何でもありだよね〜。
あとオケの面々。
もしかして一人一人キャラ付けしてないか?と思うくらいにすご〜い個性豊かだった。
マンガで見た時は、例え作中でどれほどクラッシックをやっている人はお嬢様やお坊ちゃまばかりでなくて、そんな敷居は高くないんだよと語られていても、あまり実感ないんだよね〜変人だけど実は育ちがいいくらいにしか思えなくて。
だけどやっぱりこの辺実写でやられると一発で説明がいくと言うか、千秋のドS攻撃*1にひるされてうちひしがれたり、ぼろぼろになって泣き崩れたりしている情けないオケメンバーの姿が強烈でした。
来週も凄く楽しみだ!


絶対予約録画を忘れない…ぞっ…ったらいいなぁ…(小声)

*1:事実、玉木宏は本人曰くドSだそうで