もう二度と会えない そんな人を守る方法はあるかって

ゴールデン・デイズ 第8巻 (花とゆめCOMICS)

気づいたらもうすでに8巻まで進んでおり、しかもそれが最終巻で慌てて残り3冊買いました。
なんかもう飽きたというか惰性で5巻まで買っていて、とっとと終わんないかなぁ…とまで思っていたけど、ちくしょぉー最終巻でぼろ泣きしちまったよ。こういう己の無力さや他人への祈りとかそういうのに弱いんだっつうの…あと丁度、戦中にいろんなものを我慢していた人達が今現在の日本を見てどう思うんだろうか…？なんてどうでもいいような事をふと考えていたせいかもしれないなぁ。だって本当に今、お金さえあれば大概のものは手に入る便利な世の中。夜中にお腹がすいてもコンビニに行きさえすれば食べ物を手にすることが出来る。昔、自分が小さかった頃なんて住んでいる所が下町なせいか、駅前のスーパーでも19時には閉まっていたしコンビニなんて無かったのに…しかも「自分らしく生きよう」なんていう世の中だっせ。(戦争関係ねぇーよ)
なんか思った以上にスケールのでかい話だったのね。過去へだけではなくラストの未来に対する希望や願いに昇華までしていく話だったとわ…
まぁ一応何故メインの二人がホモCPなのか理由はよくわかったけどさぁ…しかし、どうしてこういうメインCPがホモの場合、脇のノーマルCPにドはまりしちゃうんだろうなぁ…ぶっちゃけ慶と節の方が気になって気になってしょうがなかったわ。
光也と慶光はやっぱり「ひ孫と曾祖父」の関係なのか？でも光也は百合子に「マゴ」と言っていたので混乱してしまった。
でも年齢的には「ひ孫と曾祖父の関係」の方がしっくり来るし、そうなんだろうなぁ。

今昔続百鬼-雲 (講談社ノベルス)

GW中に読んだごんぶと本。ジャミー*1と迷ったけどコチラを選んで正解だった。
面白かったよーっ、京極堂シリーズより読みやすかったので、さくさく読めたしテンポも良くて続編読みたいーっ！最後の書き下ろしでサービスもあったことだし。
でも古庫裏婆の絵解きはまだ完成できていないんだよなぁ…個人的には「手桶と樒」は墓荒らす婆さん(そんなんいなかったけ？)想像したし、その横にある橙は魔除けにも使われる果物(鏡モチにのっているのがそうだし)ってことじゃないかなぁ…だからどうだというわけではなく、ただ思いつきをだらだら書いただけ。

*1:asin:4061824384