『ヴォイス〜命なき者の声〜』#9(3/9)

いつかやると思っていた保険金目的の自殺虚偽ネタ。コレと医療ミスネタはこの種のドラマでは鉄板よね…と思っていたら両方を一挙にやりやがった。そのせいかものっそ微妙な脚本の出来上がりとしか思えなかったぞ。
どんな職業だろうと同情で事実を捻じ曲げたらそれは偽証となるので仕方が無い(結果的にカルテ改竄と同罪)としても、それよりも法医学って遺体の状況がどうであったか調査するだけだよねぇ…それが自殺であったかどうか最終的に判断するのは警察の仕事では?


保険金のために自殺する時点で、もう死者の家族に対する思いは嫌と言うほど分かると思いますが…奥さんが「無駄になる」と嘆いているのは「旦那の死」が無駄になるのではなくて「自分を犠牲にしてまで保険金を手に入れようとした旦那の思い」が無駄になってしまうので嘆いていると思うんだけど。息子の「バカ」というセリフだって、お父さんは多分家族に迷惑掛けまいとして自殺したんだろうけど、それこそ大己が言った「生きていることが支えになる」からこそ、子供としては親が自殺するくらいなら学校辞めて働いた方が余程ましだからこそ、相談も無しに自分たちの為に親が自殺でもしたらそりゃそんなセリフ吐くよなぁ…それともあの遺族達のセリフそのまま受け止めるべきなのか?幾らなんでもそこまで薄情だとは思いたくないんですが、一体そこら辺どう考えて脚本書いたのか知りたい。


どんどん大己は妖精だったと言う核心に近づいていっているね☆今回に限らず今までもそうだったけど、周囲がいろんなことで葛藤している中、一人達観している…というかこのドラマの大己のエピって1話の数分で終わった教授の回想シーンのみだよね。「メイちゃん〜」のメイや理人ととは違った意味でお前本当に主人公か?