最終回(3/17)

●『メイちゃんの執事』#10
「メイ様を傷つけないで下さい」…お前が言うなや☆ストーリーに関しては、もう何を突っ込んで言っていいのか分かんないので、キャラ別で書いて行く。


・メイ
主人公でありヒロインなのに、本当に何をしたいのか何を思っているのかさっぱりわかんなかった。そのせいでストーリーがさっぱり見えて来なかったよ。なんつうか比べるのもなんだが、まだイケパラは少なくとも主人公3人がきちんと話作っていたんだな。だからどんなに外野がバカ騒ぎしてもOKだったんだ。なんか納得。
奈々ちゃんは偶然見たバラエティや番宣ではニコニコして可愛かったのに、メイっていつもぶーたれているから彼女の魅力が全く伝わって来なくて残念。それにしても長身でがっしりしているので、その相手役にガリガリなヒロ君や健を持ってくるのはあんまりだと思うんだけど。


・理人
S級執事理人がダメ男にしか見えなかったのって自分くらいかなぁ…?だってルチアで執事職を失敗したというのに、舌の根も乾かんうちにメイについて好きになるってどういうこと?邪魔モノが完全にいなくなった途端、積極的になって吹いたわ。あんた執事として傍にいると言っておきながら、キスして恋愛禁止ってどういうこと?甘いシーンだろうけど、告白より先に手を出すって、職権乱用にしか見えんつうの。
ヒロ君がカッコ良かったと評判ですが、自分はダメだったなぁ…キャラに問題があったのもそうだけど、なんか苦悩しても全く伝わって来なかったし、なんか単なる美しい像としか思えなかった。多分美しく見えるために紗を入れたりピンスポあてたりする演出だったんだろうけど、人工っぽく見えるのに拍車がかかっただけだった。


・剣人
このドラマで一貫して、キャラがぶれず分かりやすかった。出発シーンでの理人との会話に吹いた。メイのピンチにはいつも駆けつけていた剣人に、ほとんど役に立たなかったのに最後の最後全てを持って行った理人…正にこの二人を象徴していたよ。


・ルチア
誰だよ、山田優をキャスティングした奴…年齢がどうとかいうよりも、全く病弱なお嬢様には見えねーよ。メイクのせいかいつも頬が紅潮していて健康的でどう見ても頑丈で骨太だよ。ハサミでノド突いたくらいで死なないと思う。ハチクロのリカさんに瀬戸朝香を起用したくらいの大ミスだよ。メイ役を奈々ちゃんにしてしまったせいで、その比較でこうなったのか?


まぁ最終的にはどうでもよくなって、あえて不満を言うならば、忍がラスボス化しなかった(何のための全身白だよ、無駄に白くて腹が立つっ!!)のとお嬢様達まで今にでも変身しそうだったのに*1結局誰もしなかったことくらいかな。


●『トライアングル』Final「決着」

終わった今なら言える、冗長すぎるわっ!ぶっちゃけ11話ももたせず半分くらいの話数で十分だったと思う。

だって無意味な展開多過ぎ。
結局は有耶無耶になった黒すけの裏切りや急にぽっと出ただけで主人公は全く知らなかった(しかもそれほど衝撃受けてなかった)八ヶ岳の放火やら、あれだけ引っかき回された「警察上層部の圧力」は新藤が原因だったらしいけど、いきなり出て来た元警察幹部とのつながりはさっぱりだったし、本当に一体何だったんだ…
とにかく○すけが罠に引っかかって、まるで泣く寸前のような笑顔(しかもうっすら光が当たっていい感じ)のさちパパと捕まった後の○すけの演技が最高でした。スナイパー丸すけには吹いたけど。特に取調室のシーンは秀逸。妹を未だに疑われてた事に安堵し自分がやった事に対して間違っていない事を主張していたこひさんの演技は凄かった。マジでゾッとして鳥肌立ちました。最終回を見て良かったと思う所は、ぶっちゃけそれくらいです。
サスペンスとして体を成さないわ、亮二の25年の苦しみもさっぱり伝わって来なかったのでヒューマンものしても全く見れなかったし、一体何をやりたかったドラマなのかさっぱりわかんないよ。
あと放送中のドラマを何度も再放送するのは呆れかえりました。関テレ必死過ぎだよ(多分、関西限定だと思うけど)。まだ番宣どんどんする方がマシっすよ。


で、結局はドラマのタイトル「トライアングル」は一体何だったんだ?

*1:「お前たちは先に行けっ!」のシーン。特撮のお約束なのに…