エンゼルバンクは悉く見るの忘れてます

特上カバチ! #8「決断!!事務所を去る日」(3/7)

しかし村田行政書士の中の人はエンゼルバンクでは朴訥な好青年を演じてたのに…。
セクハラの江口の中の人は久々に見る。本当にこういうイラッとするチンピラまがいの役上手だよねぇ(褒めてます)。
「セクハラはされたことよりされた人」という言葉は合ってるけど、例として挙げた「酔って勝手に家に来るのが栄田さんならかまわなくて、赤の他人なら許せない」のコントは単なる関係性の問題だからなぁ…誰だって突然やってきたヤクザが家に居ついたらイヤだろうに。
セクハラを許せるキャラ・関係性は人によって違うから、仕方が無いとしても普通に考えて元彼が彼女がどうだったかなんて言った時点で、それは真実味を帯びるから冗談で終わるわけないだろうがっ!しかも彼女を知っている面々にベラベラ冗談のネタで言う男って下品で最低だと思うし、よく他の社員から苦情来なかったよな。
田村はセクハラについて知識が足りなかったのではなくて、詳しく話を聞かずに単なる男女関係のもつれとして勝手に片付けたのが問題だったと思う。
なんか久々に見たら、うざいCGの演出が大分減っていたので見やすくなっていたよ。個人的には助かりました。


曲げられない女 #9(3/10)

前回のラストでいきなり半年経過に加え新郎姿で「逃げてきた」と言う正登…あまりにも急激な展開でまた夢オチかよ…と思ったら現実でびっくりした。
それにしても新郎が結婚式会場から酒飲んで逃げ出して、元彼女のところに泣きつきに行くって…こうなったの自分をフッた早紀のせいだ愚痴るわ、駆け落ちに誘うわで、これだけでも相当酷いのに、結局数日間現実から逃げて頼りに来た依頼人放置、酒飲んでくだを巻く。悪戯が見つかってしまって怒られるのが嫌で逃げる子供かよ。
いや〜、正登があまりにも分かりやすい程ダメ男になっていて吹いた。
個人的には嫌いじゃないけどな…それどころか正登ってメイン4人の中ではまともというか一番普通の人間だと思うんだよなぁ。あの妙に上昇志向だけはあるプライドだけはいっちょ前の薄っぺらさは20代男性特有のモノ*1だと思うし。それに弁護士という肩書きが加わったら、そりゃ自尊心もうなぎ上りにもなるわなぁ。
他人に優しくするのは「いい人」に見られたいから、自分のためだと言う正登は清々しくて良かったけどね。別にそれでも構わないと思うけどなぁ…例え偽善(それにより傷つけられる人がいないということが大前提だけど)でも救われる人がいるならそれはそれで正しいと思うけどな。それに対して後ろめたくと思ってたなら、早紀よりずっと正登の方が理想主義だ。しかしそれなら一番青臭い人間は正登だったということになるのかぁ。まぁ年齢的には正しいけど(笑)。今思えば自分の理想主義にまっすぐ向かい合ってるからこそ彼女に惹かれたのかなぁ?
…だからと言って、正登がやったことには何一つとして擁護できんけど。
「やっぱり逃げた」とドレス姿で騒ぐ横谷さんは彼の気持ちが無いことをうすうす感じてたんだろうなぁ。女にふられた腹いせにプロポーズするような男なんだから口先でなんとでも言っただろうし(苦笑)、それでも信じたのに裏切られた。ボスに仲人を頼んだからもうあの弁護士事務所にはいられないって言ってたけど、彼女だってそうなのに。


早紀にとって正登は一体何なのか?と前回謎だったけど、正登と一緒にいた9年間は宝物だったんだ。まぁ完全に過去の人だと言う事実は何一つ変わらないけど(苦笑)。
しかし、初めて正登に「お腹の中の子供の父親」発言したけど、それってどういうこと?
そのことで傷ついた光ちゃんも素直でいいなぁ〜ほんわかぁ…と思ったら、正登の口から光ちゃんが早紀を幸せに出来ると思うという相手を認める発言したよ…な、なんかいきなり巻き返し来た?本当に小さ過ぎる一歩だけどな…(苦笑)

*1:光ちゃんも昔はそうだったと思う。