確か先月に読んだはず…

華岡青洲の妻

華岡青洲の妻

有吉佐和子+時代小説が読みたいで図書館で選んだ本。
そうだよ時代小説が読みたかったんだよ…タイトルからして伝記モノで巧妙が辻みたいなかなと思いきや、なんかどちらかというと嫁・姑問題で少しどろどろしているんですが…
世界で初めて麻酔を使った手術を成功させた華岡清州に内助の功でその麻酔薬を作るための実験に協力した妻のお話。
でもそんな美談は実は姑の確執で協力しただけというものだけど、ぶっちゃけ内助の功自体がある意味嫁の夫に対するエゴだと思うんだけどな…
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
某サイトで絶賛していたのでちょうど某資格でこのあたりが関係していたので(結果的にはあまり関係なかった)購入。
ベストセラーにもなっていたけど内容よりもタイトルに興味があった。
確かにすごいわかりやすくておもしろい。
全く会計学にも興味がない人(自分がそうだ)でも面白く読めますよ。
身近な疑問からはじめるみたいなこと書いていますが、難しい会計用語をわかりやすく説明しているし。
例えば「棚卸減耗損」などというマイナス的イメージを持つ語が3つも入っているために近寄りたくもない単語をわかりやすくシンプルに説明。
今まで自分が思っていたお金の常識が変わったりもした。
会計学」というのは帳簿の中から気になった部分を抜き出してこの数字から発する会社の状態を探っていくものであり要するに依頼人の服装やちょっとしたしぐさでその人の職業や出身地まで洗い出すホームズ先生のような学問なのだ(多分)
探偵みたいっ!と感心していたらこの著者は「女子大生会計士の事件簿」という本も出している。
なんかミステリーを感じさせてくれるタイトルだ。
こっちのほうも興味がわいたので、買って読みと思う。
すごいな…数学が大嫌いな自分がここまで興味を持つこと自体が凄い。
なんかこんな快挙は森博嗣以来だ。